ブロックチェーンの種類を紹介

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更新日時 2024年12月09日 12:49:33
ビットコイン価格 14966191.46
マイニング報酬 3.125 BTC
過去24時間の取引枚数 578,523 BTC

ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産は、ブロックチェーンによって稼働していますが、通貨の特徴に違いがあるのをご存じでしょうか。

詳しく紹介すると通貨ではなく、ブロックチェーン自体に大きな違いがあり、各暗号資産はそれぞれ異なるブロックチェーンによって稼働しています。

「仮想通貨は非中央集権的なもの」と思いつつ、僕はリップルに本気で投資していたころを思い出すと、恥ずかしくて誰にも言いたくないほど無知でした。

この記事で分かる事
  • ブロックチェーンの種類

早速ブロックチェーンの違いについて紹介していきます。

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パブリック型ブロックチェーン

パブリック型のブロックチェーンは誰でも取引に参加できる、非中央集権的なブロックチェーンです。

パブリックチェーンの例

  • ビットコイン
  • イーサリアム

非中央集権的な通貨

ビットコインやイーサリアムなどは誰でも取引に参加できる、パブリック型のブロックチェーンを採用しており、非中央集権的な通貨となります。

管理者が存在しない通貨であるため、不正行為が極めて難しい特徴があります。

取引の承認も誰でも参加できる

金融機関のような組織は存在してないため、取引の承認も参加者で行う必要があります。

それらはマイニングと呼ばれていますが、取引の承認を正しく行った方には、マイニング報酬が支払われます。

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プライベート型ブロックチェーン

管理者が存在する、限定されたユーザのみが利用できるブロックチェーンです。

プライベートチェーンの例

  • Miyabi
  • Mijin
  • Orb1

特定の管理者が存在するブロックチェーンで、メリットとデメリットはパブリックチェーンの逆になります。

中央集権的な通貨

僕が以前購入していたXRPはリップル社によって運営されていた暗号資産です。

暗号資産ではありますが、供給量やブロックチェーンの管理はすべてリップル社の判断によって行われます。

このようにプライベート型のブロックチェーンは、企業や組織が管理している通貨となります。

プライベート型のブロックチェーンはデータの改ざんが可能なので、パブリック型のブロックチェーンには劣ってしまいます。

処理速度が高速

パブリックなブロックチェーンの承認作業は、世界中のノードで行っているので、どうしても速度が低下してしまいます。

ですが、プライベートなブロックチェーンは一つの場所で承認作業を行えるため、処理速度が高速になります。

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コンソーシアム型ブロックチェーン

複数の管理主体が存在するブロックチェーンです。

コンソーシアムチェーンの例

  • Hyperldger Fabric
  • Hyperledger Iroha

プライベートチェーンは運営者の意志によりルールを変更したりデータを改竄する事ができますが、コンソーシアムチェーンでは複数の管理者がいるため安易にルールを変えたりできません。

また、パブリックチェーンより早く取引を行い、手数料を抑える事も可能です。

とはいえ運営者がいることには変わりはありません。

企業や組織を跨いだデータのやり取りが可能

業界によっては組織や企業を跨いでデータを共有することで恩恵を受けられる仕事も存在しています。

  • 患者のカルテを病院間で共有
  • 信用データを金融機関で共有
  • 保険金詐欺防止
  • IoT家電間でデータのやり取り

企業間のデータのやり取りを「データベース」や「csv」ファイルで行うのではなく、ブロックチェーンそのままのデータを利用できます。

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拡張できるブロックチェーン

ビットコインは取引量が増加したことにより、処理スピードが遅くなってしまう現象が起きてしまいました。
イーサリアムも取引量が増加したことによる処理速度の低下や、ガス代の急騰が起きました。

スケーラビリティ問題の対策

  • サイドチェーン

ブロックチェーンは通常一つのブロックチェーンにより稼働しておりますが、処理速度を高速化するためメインのブロックチェーンを助けるためのブロックチェーンが存在します。

サイドチェーン

メインのブロックチェーンとは異なるブロックチェーンでトランザクションを処理する技術で、親チェーンの手助けができるブロックチェーンです。
手助けすることにより、ビットコインの送金時間を短縮する事ができます。

また、異なるブロックチェーン同士を繋げ、異なる暗号資産のやりとりも行えるようになります。

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すべて同じブロックチェーンではない

3種類のブロックチェーンを紹介してきましたが、それぞれの特徴が分かったと思います。

現状ブロックチェーンを活用している企業は少ないと思いますが、これから徐々に導入する割合が増えてくるかもしれません。

そのような場合、ブロックチェーンが詳しいと、ブロックチェーンに関連する仕事に関われるかもしれません。

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