NFTの購入やDeFiサービスの利用時にガス代が発生しているのをご存じでしょうか?
ガス代はイーサリアムブロックチェーンを動かす際にかかっており、利用する時間や設定によって価格が変動します。
この記事で分かる事
- ガス代の特徴
- ガス代の確認方法
- ガス代を節約する方法
本記事ではガス代の特徴や確認方法を紹介していきます。
イーサリアムのガス代とは?

イーサリアムブロックチェーン上で発生した取引手数料で、ブロックチェーンを動かすためのエネルギーのようなものです。
そのためガス代を支払うには、手数料の安いBybitがおすすめです。
ATMでお金を引き出す際に手数料を集めシステムの維持に利用されるように、ブロックチェーン上でも承認作業に協力している方に報酬を渡さなければ維持はできません。
ちなみにビットコインも送金の手数料が必要です。
他にも、一回の処理ごとにガス代が発生するため、悪質な攻撃をする際も毎回ガス代が必要になり、総当たりのような攻撃をして成功してもマイナスが多くなることもあります。
ブロックチェーンを動かせば動かすほどガス代が必要なので、悪意のある攻撃をすると莫大なガス代が必要になります。
ガス代はそういった効果もあります。
ガス代の使い道
ガス代はイーサリアムブロックチェーンの承認を支えているマイナーに対して支払われてます。
ガス代の存在によりブロックチェーンは高セキュリティを保っていますが、毎回ガス代を払うのに対してユーザー側は不満を持っています。
ガス代の計算方法
イーサリアムのガス代は上記の式によって求められます。
単位は「Gas」で、ガスの量を示しているようなものです。表示されるガス代は最大値を指し、それ以上ガス代が掛かることはありません。
ガスリミットを引き上げることでより多くのデータを書き込んだり、承認速度を速められます。
本記事の見出し「安いガス代を選択する」でも紹介しますが、ガス代を少ない金額で実行する事も可能です。
とはいえガス代を安く設定すると承認速度が遅かったり、失敗の可能性もあるので注意が必要です。
そのためできることは手数料が安いBybitでイーサリアムを購入する必要があります。
ガス代を支払う時にGasが表示されますが、あくまで最大値なので、それ以下で取引が承認される可能性もあります。
単位は「Gwei」で、1Gwei = 0.000000001 ETH。
ガス代はあくまでも最大値として設定している為、実際に使用したガス代のみ手数料として利用されます。
イーサリアムのガス代をリアルタイムで確認する方法

NFTの購入などイーサリアムブロックチェーンを動かす際にガス代が必要ですが、今どのくらいガス代が必要なのかを確認してみましょう。
日本人がよく利用しているbybitでは、マイナス手数料を導入しており、安くイーサリアムを購入できます。
Etherscanでガス代を調べる
Etherscanはイーサリアムブロックチェーン上で行われた様々な取引を閲覧できるサービスで、ガス代の確認も可能です。
Etherscanでは15秒に一回、ガスプライスを確認できます。

「安いガス代」「平均的なガス代」「高いガス代」の目安を確認できるので、取引タイミングの参考にできます。
ETH Gas Stationでガス代を調べる
ETH Gas Stationもガス代を確認できます。

下に移動すると、取引に必要な時間の目安やガスの使用量が確認できます。
右の図では100に近づけば取引量が増えている証拠なので、数値が少ない時に取引すると成功しやすく、ガス代を抑えられます。

ガスの価格帯別の取引件数や、ガス価格による確認時間も確認できます。

ethereumpriceでガス代の安い時間帯を確認する
ethereumpriceでは指定した国の時間帯別で、イーサリアムブロックチェーンの混雑時間帯を可視化できるWebサービスです。
TOP画面の右上に国を選択する項目があるので、クリックしてください。

左下の方に「JPY」があります。

日本の時間帯でガスプライスの価格が表示されてます。

下記画像は曜日ごとの時間帯混雑度を示しています。
日本時間だと平日の午前中が混雑していることが分かります。

恐らく日本の午前中はアメリカの夜の時間帯なので、海外での動きが活発なのではないかと推測しています。
特に日曜日と月曜日の夜は比較的処理件数が少ないのも分かります。
イーサリアムのガス代を節約する方法

これまで数回の取引ですが、ガス代に数万円支払い、ガス代を安く抑える方法なんて考えてもいませんでした。
これからイーサリアムブロックチェーン上で取引を行う際は、ガス代をなるべく安くるように対策をしましょう。
安い時間帯にブロックチェーンを動かす
ethereumpriceでも紹介しましたが、取引数が少ない時間帯に処理を行いましょう。
日本時間だと大体夜に動かすとガス代を抑えられます。
良くも悪くも日本ではイーサリアムブロックチェーン上に構築されているサービス「NFT」や「DeFi」などが成熟してないので、仕事終わりの夜でもガス代を安く抑えられます。
日本国内で市場が大きくなるにはしばらく時間が掛かると思いますが、今後日本国内でも普及した際は夜の時間帯でもガス代が上昇するでしょう。
一方イーサリアムブロックチェーンではガス代の改善にも動きがみられるため、今後ガス代が安くなるのではないかと言われてます。
MetaMaskで安いガス代を選択する ※注意
EtherscanやETH Gas Stationを確認した際「低い」「平均的」「高い」ガス代が表示されていましたね。
MetaMaskでガス代の支払い画面が表示されると下記のような画面が表示されます。
ガス代が表示されるので、その上の青文字のリンクボタン「市場」をクリックしてください。

「低い」「平均的」「高い」ガス代が表示されるので、手数料と時間をしっかり確認して選択してください。

「高い金額」の下「高度な設定」をクリックすると、細かい設定ができ、手数料を自分で入力できます。

承認されなかった場合もガス代はかかる
ガス代を安く設定しすぎて承認に失敗する事があります。
その場合もガス代は発生するので、安くしすぎると手数料だけ支払ってしまう事もあります。
手数料が安い場所でイーサリアムを購入しよう

今後NFTやメタバース、DeFiでイーサリアムを使う方は毎回購入することになるので、手数料をできるだけ安く抑えるように対策しましょう。
メインに利用している取引所の他に、手数料が安いBybitなどの取引所も用意しておきましょう。
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