ビットコインを購入してみたいけど「いつまで保有していればいいの?」「どんなタイミングで売却すればいいの?」と感じると思います。
そんなあなたは、とりあえず売ることは考えず、長期保有をおすすめします。
過去に暗号資産を下手に売買して、マイナスになってしまいました。
ですがビットコインをほったらかすようになって、5倍になっていました。
短期で取引したい気持ちもわかりますが、焦ると逆に減ってしまうのでよく考えましょう。
この記事で分かる事
- ビットコインは長期保有(ガチホ)がおすすめ
- 保有する取引所を分散させればリスク軽減できる
- 生活が厳しくなったら売却
なぜビットコインを長期度保有しておくことをおすすめするのか?
ビットコインを短期で取引する際の注意点などを紹介します。
今回はビットコインの購入後のマインドや流れを紹介していきます。
短期売買 | 長期保有 | |
---|---|---|
成果 | 成功する可能性も高ければ、失敗する確率も高い | 伸びる暗号資産を選べば、成功確率はかなり高い |
手数料 | 売買すればするほど手数料を取られる | 購入時のみ |
おすすめ購入方法 |
| 毎月1万円積立購入 |
将来 | トレードスキルが身に付く | 自動で購入してくれるので、自分の好きな仕事や趣味に時間をかけられる |
ビットコインをほったらかすデメリット
ビットコインは日常で利用する場面はほとんどなく、本当にビットコインに価値があるのか疑問に思うかもしれません。
更に、決済に利用しても送金スピードが電子マネーほど早くない事や、利用できるお店が少ないなど。
ビットコインを長期保有するデメリットを紹介します。
最初は価格変動が気になる
ビットコインの購入直後は、暇があったら何円になってるか確認してしまいます。
ビットコインなど暗号資産は価格変動が株と比較すると大きいので、どうしても仕事中など不安になります。
最近はニュース速報でもビットコインが大暴落するとプッシュ通知されるので、価格変動が気になってしまいます。
長期保有は利益が出るまで時間がかかる
長期保有は短期で利益を出すことを目的としてないので、目先の利益しか見えない人には全くおすすめできません。
長期保有はトレードに自信がない方におすすめな方法です。
ビットコインはポートフォリオを作るために購入している方もいるので、長期的な目線で結果を求めるのが一番よし。
変な暗号資産を長期保有した場合は、資産価値がなくなるかも
基本的にはビットコインであれば問題はないと思いますが、何も知らない状態でビットコイン以外の暗号資産(アルトコイン)を購入するのはリスクです。
詐欺事件も実際に起きており、購入した暗号資産が0円になってしまった事も。
種類は豊富ですが最初は見極めるのがとても難しいので、大人しくビットコインを購入しておきましょう。
ビットコインは1,000万円を超えていますが、アルトコインは1円以下のものがあり、つい一攫千金を狙おうとアルトコインに手を出してしまいます。
暗号資産の知識を身に着けるまではアルトコインの購入はリスクなので、まず最初にビットコインを購入して勉強してから、アルトコインを購入しましょう。
ビットコインをほったらかすメリット
このブログではポイント交換や、サービスの利用でビットコインを貯める方法をたくさん紹介してきましたが、そもそもなぜ貯めるのか。
長期的にビットコインを保有するメリットを紹介します。
最先端のデジタル資産を保有できる
世の中がどのように動くか予測は難しいですが、将来的に価値を発揮できる未来の資産を保有できます。
ビットコインが将来的に利用され続けると断言はできませんが、新しいテクノロジーのシステムによって成り立っているのは事実です。
暗号資産市場は成長段階
暗号資産市場は2024年現在も、未だに多くの人に受け入れられていません。
- 価格変動が激しい→保有人口が増えれば価格は安定してくる
- 不正流出が怖い→暗号資産を分散させて管理させれば問題なし
- 難しそう→ビットコインの基礎は単純です
海外ではビットコインの保有人口が急速に増加し、国家単位で参入してます。
ビットコイン保有人口が増加すれば、価格の変動が安定してくるため、世界中で資産として保有されることになります。
ビットコインなどの取引を支えているブロックチェーンは仕組み上不正流出させることが難しく、不正流出してしまうのは暗号資産を購入できる取引所の問題です。
これから成長する分野のものを保有していると、利益以外の体験も手に入れられます。
暗号資産は世界共通の資産
暗号資産は同じ日本にいても、ブラジルの方に送っても送金手数料は一律です。
そしてビットコイン支払いに対応しているお店があれば、日本国内で購入したビットコインを海外の店で決済する事も可能です。
中には暗号資産を規制している国もありますが、利用できる国の方が多いので純金のように世界共通の資産として扱われています。
法定通貨がインフレ化してしまった国の中には、国の法定通貨としてビットコインを採用している国もあります。
海外では徐々に暗号資産に関する規制が緩和し始めているため、ビットコイン人口が増えてます。
手数料を安く抑えられる
短期取引だと売り買いする必要があるので、そのたびに手数料がかかってしまいます。
ですが、長期保有だと頻繁に取引を行わないので、その分の手数料が発生しません。
利益に対する税金がかからない
ビットコインも利益を出すと、利益に対して税金が発生してしまいます。
この仕組みは株同様、売って利益を出すタイミングで発生してしまいます。
ですが、純金とは違って保有に対する税金は不要なので、その点ではいいポイントです。
ビットコインをほったらかす場合の注意点
長期保有する場合、ビットコインのセキュリティ対策をしっかり行いましょう。
ハードウェアウォレット | 取引所を複数開設 | |
---|---|---|
例 | USBメモリーのようなものに入れる | 取引所を3個くらい開設して分散させる |
リスク | 無くしたり故障したら100%戻ってこない | ハッキングされたら盗まれるかもしれないが、複数あるから一部だけ。 けど盗まれた資産の補償がある。 ※取引所によって金額が異なる |
安全性 | ハッキングリスクがない。 一番安全な管理方法 | 子供に壊されたり、物理的に盗まれる可能性がない。 |
備考 | パソコンとUSBで繋げて移動 | 口座は無料で開設できる |
暗号資産のウォレットは大きく分けると「ホットウォレット」「コールドウォレット」の二つに分けられます。
ネットに繋がっている状態のウォレットで、取引がすぐに行える状態のウォレットです。
ですが、ハッキングリスクがあります。
暗号資産は24時間常に取引できる事も素晴らしい魅力ですが、取引所がハッキングにあった場合や、IDとパスワードが流出してしまった場合は盗まれてしまう可能性があります。
ネット環境に繋がっていないウォレットで、リアルタイムの取引はできません。
ですが、ハッキングリスクを抑えられます
すぐに取引はできませんが、ネット環境に繋がっていないので盗まれてしまう可能性が減ります。
ビットコインを管理するには手元のウォレットに移動させるか、暗号資産取引所を複数開設する二種類があります。
個人的には手元に管理する分と、暗号資産取引所に分けるのがおすすめです。
長期保有はハードウェアウォレットで管理すると安心
手元で管理するにはLedger NanoS がおすすめで、ハッキングされる心配はありません
中古で購入するとハッキングされる可能性もあるので、必ず公式ストアから購入しましょう。
また、Google検索で上位に表示されると思いますが、偽のサイトには十分に注意してください。
上記のリンクはアフィリエイトリンクなので、正規のURLとなっております。
しっかり手元に管理できれば問題はありませんが、故障したり紛失すると資産を失う事もあります。
ですが、秘密鍵を紙にメモしておくと故障しても復元できるので、秘密鍵の紛失だけは絶対に気をつけましょう。
特に日本は災害大国なので、自然災害による影響も頭に入れておく必要があります。
ハードウェアウォレットに100%入れておくのも危険なので、半分程度保管しておくのをおすすめします。
暗号資産取引所を複数に分けて長期保有
暗号資産取引所を複数開設するだけでも、リスクヘッジになります。
例えばA取引所とB取引所に分散させて保管している場合、B取引所がハッキング被害にあってもA取引所に保管している分は安全です。
暗号資産取引所は無料で開設できるので、分散させても一切費用はかかりません。
暗号資産を決済した年に税金がかかる
これは当たり前の事ですが、暗号資産を決済して利益が出た年は、確定申告を行い税金を納めなくてはいけません。
所得額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円未満 | 5% | 0円 |
195万円以上330万円未満 | 10% | 9万7,500円 |
330万円以上695万円未満 | 20% | 45万7,500円 |
695万円以上900万円未満 | 23% | 63万6,000円 |
900万円以上1,800万円未満 | 33% | 153万6,000円 |
1,800万円以上4,000万円未満 | 40% | 279万6,000円 |
4,000万円以上 | 45% | 479万6,000円 |
詳しくはこちら
長期保有の場合は決済は行わない為、税金がかかる事はありません。
税金がかかるタイミングはビットコインを日本円や他のアルトコインに交換した時のみです。
ビットコインは余剰資金でやりましょう
いままで投資に挑戦したことないのに、自分はうまくいくと思っている方が多くいます。
99.9999%はうまくいかないので、必ず余剰資金でビットコインを購入しましょう。
自分で見極めて購入するのも難しいので、ビットコイン積立がベストです。
ビットコイン以外にほったらかしているもの
2017年から暗号資産投資を始めた、現在保有している暗号資産を紹介します。
ビットコイン
発行枚数 | 2,100万枚 |
---|---|
製作者 | サトシ・ナカモト |
コンセンサスアルゴリズム | Proof of Work |
管理者 | なし |
時価総額 | 1位 |
その他 | アメリカの企業やエルサルバドル政府がポートフォリオとして購入 |
暗号資産の中で一番最初に開発されたもので、暗号資産の中で時価総額が1位です。
発行枚数が2,100万枚で、これ以上ビットコインが増えないことから、デジタルゴールドと呼ばれてます。
企業が会社のポートフォリオとしてビットコインを購入しており、ビットコインの存在感はこれからさらに増すと予測されています。
イーサ(イーサリアム)
発行枚数 | 発行総数の上限なし ※最近出回っているイーサリアムは減少し、枚数は減ってきている |
---|---|
製作者 | ヴィタリック・ブテリン |
コンセンサスアルゴリズム | Proof of Workから Proof of Stakeに移行予定 |
管理者 | なし |
時価総額 | 2位 |
その他 | ブロックチェーン上で様々なアプリケーションを構築できる |
イーサリアムはビットコインに続く時価総額2位の暗号資産ですが、ビットコインとは特徴が大きく異なります。
ビットコインは送金やり取りだけですが、イーサリアムはブロックチェーン上にアプリケーションを構築できます。
アプリケーションの代表例が「NFT」や「メタバース」です。
イーサリアムはブロックチェーン上でさまざまな操作が可能なので、色々触ってみたい方は購入してみましょう。
ただ、発行枚数に制限がないので、長期保有としてはあまりお勧めできません。
ほったらかしたビットコインの売り時
頑張って貯めたビットコインも最終的に使わないと勿体無いので、使うときはしっかり使いましょう。
生活が厳しくなったら
生活が厳しくなったら生活に必要な分だけ日本円に変えてもいいかもしれません。
もしものことがあったらのビットコインなので、生活がとても厳しいようでしたらビットコインの出番です。
ですが、税金がかかるので必要最低限だけを日本円に変えるようにしましょう。
老後資金として
老後生活が年金だけで生活できない場合は、ビットコインを日本円に変えて、たくさん楽しむチャンスです。
今まで頑張って貯めたビットコインはあなたのものなので、最後は思いっきり楽しみましょう。
ビットコインはほったらかして長期保有しよう
ビットコインはこれから世界共通の資産になると考えている人たちがいち早くビットコインを購入しています。
個人投資家だけでなく、アメリカの大企業や著名人までも。
海外では暗号資産に関する税制面も緩和することから徐々に国家に認められているのも事実として存在してます。
最近アメリカでは市長がビットコインで給料を受け取ったり、今後はビットコインでも納税ができるようになります。
海外は本気でビットコインを集めるために動いています。
気づいたらもう手遅れなんてことがないように、今からコツコツと増やしていきましょう。
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